東急車輛製造(株)横浜製作所の見学

7月21日(水)13時に金沢八景駅前に集合し、東急車輛製造(株)横浜製作所を特別の計らいで見学させていただきました。猛暑の中ご案内有難うございました。

13時30分から本社の会議室で会社・工場の概要をパンフレットとビデオで説明を受け、その後2班に分かれて工場見学をしました。工場の敷地、主な建物は旧海軍工廠のものだったそうです。
工場は奥の方から手前に向かって完成していくようにレイアウトされています。工場内は写真撮影禁止のため映像はホームページからご覧下さい。

構体工場 最初は車両の台(床)、側面、妻面、天井を組み立て、六面体の車両に組み上げていきます。ここでは主にスポット溶接が行われています。ステンレスやアルミの車体が多いようです。

塗装工場 見学はしませんでした。ステンレスやアルミの車両は無塗装でデザインとしてプラスチックのカラーシートを貼り付けます。複雑な曲面の多い車両の最前面部(フロントカバー)はFRP製で塗装前のものを外に置いていました。(奥行き300mm程度の部品)

ぎ装・内装工場 車両ごとに配管、配線、部品類をまとめて供給されています。最終段階では私たちが目にする照明器具、空調器具、座席、つり革、網棚、ドアなどが組みつけられます。

台車工場 見学はしませんでしたが途中までは仮の台車に乗っていますが最終段階で本物の台車に乗せ変えています。

完成検査 京急の線路に近い所に検査ピットがありそこで検査をしています。私たちは建物に入らず遠くから検査の様子を見学しました。長い編成の場合は検査ビットが短く半分の編成で対応しているようです。

関東地方の車両はほぼ一手に引き受けているようで顧客の多さに驚きました。また、輸出もされているようで川崎港まで運んでいるそうです。製品が大きいので各工場間を移動しますが1車両ごとの注文生産で大量生産の工場とは趣が異なります。


本社建物に向かう見学者 (拡大)


説明会場 (拡大金子友の会会長の挨拶)


初期のステンレスカーの保存展示


木陰で小休憩 (拡大別写真)


次の班の皆さん (拡大) (井上さん提供)

先の班の皆さん (拡大) (井上さん提供)


東急車輛製造(株) 横浜製作所の見学 (総員49人 2010年7月21日)

ここからは有志による懇親会


テーブル 1 (拡大)


テーブル 1 (拡大) (小野さん提供)


テーブル 2 (拡大)


テーブル 2 (拡大) (小野さん提供)


テーブル 3 (拡大)


テーブル 3 (拡大)


テーブル 1 (拡大)


テーブル 3 (拡大)

 Links

 ・ 東急車輛製造株式会社 (Wikipedia)

2010年8月1日